2019-11-26 第200回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
○政府参考人(新井ゆたか君) 輸入肥料につきましては、まず、公定規格に適合しているかどうかというものを事業者のデータに基づきましてFAMICが確認をすることにしております。公定規格におきましては有害成分の基準を下回ることということになっておりますので、これをしっかり確認をするというのがまず第一点でございます。
○政府参考人(新井ゆたか君) 輸入肥料につきましては、まず、公定規格に適合しているかどうかというものを事業者のデータに基づきましてFAMICが確認をすることにしております。公定規格におきましては有害成分の基準を下回ることということになっておりますので、これをしっかり確認をするというのがまず第一点でございます。
○政府参考人(新井ゆたか君) 輸入肥料につきましては、原則として輸入業者が法律に基づく登録、届出を行うこととされておりまして、国内生産業者と同様に、品質管理の義務や罰則を課しているところでございます。
○宮沢由佳君 改正案が施行された場合、規制緩和基準を既にクリアしている安価な輸入肥料が大量に輸入されることを心配しますが、いかがでしょうか。
さらには、情報ネットワークあるいは堆肥製造施設の整備を図るなどいたしまして、肥料の適切な施用あるいは引き続き土壌診断等の利用を図ることによりまして、少しでも局所施肥の導入、あるいは少量でも効果を発揮するような新たな肥料開発といった技術面の向上も図りながら、総合的には、肥料物流の合理化あるいは輸入肥料や粒状配合肥料など比較的安価な肥料の活用等によりまして、肥料費の低減対策を一体的に推進してまいります。
また、肥料工業においては、近年における輸入肥料の増加、緩和基調にある需給動向や供給源の多角化等の国際的な肥料事情の中で、輸入肥料が一定の供給源としてある程度参酌できる状況となったこと等の諸般の環境の変化を踏まえ、今後は、肥料の安定供給を図るために、競争関係の中で一層の構造調整を図り、健全な生産基盤を築いていくことが求められているところであります。
したがって、今後は国内の肥料だけで供給できない、いわゆる輸入肥料というものを無視して今後の肥料価格形成というのはあり得ないわけです。 しかし、先ほどからお話がありますように、輸入肥料については相当安い物もあると言われますが、これは包装あるいは形状、すなわち粉であるか粒状であるか、そういうものによっても相当価格形成が変わってまいります。
○政府委員(吉國隆君) 私ども、この肥料が重要な生産資材であるということから、国内におきましても健全な肥料の生産基盤というものが育成されていくということが大切であるというふうに考えておりますし、また現在の国際競争の状況からいたしますと、輸入肥料もある程度含めた安定供給体制というものを考えていくことが、少なくとも当面は必要であろうというふうに考えている次第でございます。
また、肥料工業においては、近年における輸入肥料の増加、緩和基調にある需給動向や供給源の多角化等の国際的な肥料事情の中で、輸入肥料が一定の供給源としてある程度参酌できる状況となったこと等の諸般の環境の変化を踏まえ、今後は、肥料の安定供給を図るために、競争関係の中で一層の構造調整を図り、健全な生産基盤を築いていくことが求められているところであります。
この一年間に約七〇%、輸入肥料の尿素等はこれはもう半値以下、塩化カリは四割、燐鉱石は三割近くも価格はそれぞれ下がっているんですけれども、例えば硫安の昨年六月と本年六月における国内価格及び輸入価格、その差をもしデータがありましたらお聞きしておきたいと思います。
○政府委員(古谷裕君) 私どもの所管しております法律、肥料取締法、それから農業機械化促進法、農薬取締法について申し上げますと、肥料取締法におきましては、現在輸入肥料について輸入業者登録を行っておりますけれども、その件数は輸入業者数で百二十四、これは登録業者の約七%でございます。
輸入肥料につきましては登録制を廃止して届け出制に移行をするというふうなことでございますが、ただいま政府全体といたしまして取り上げておりますいわゆる基準、認証制の世界の問題におきましても、内外無差別と申しますか、そういう考え方でございまして、国産のものについては登録制があり、輸入のものについては届け出をもって足るというふうなことは明らかに制度的な不均衡を招くものであり、全く理解に苦しむわけでございます
それから、雪害地帯向けとなります肥料の輸送でございますが、これはおもな発地は横浜付近の輸入肥料及び関東地方の工場発のものでございますが、これもただいまの申し上げました措置と同じように、最優先の取り扱いを行なっておりまして、大体において円滑に輸送されていると申し上げてよろしくはないかと思うのでございます。
海内とかいう人が行って、またその次には檜垣という課長が行っておるのですから、この輸入肥料問題について大臣が声明したり、記者会見をやってああやこうや言う必要はないのです。なぜかといえば、農林省には肥料課長がおるんだから、一々大臣が取り上げるほどのことはない。
輸入肥料の貿易ができるかどうかというような大事な問題で、このことは社としても全力をあげてこの問題を討議したのでございますから、どこの社がどういう行動をしておるかというようなことは詳細御研究になっておるだろうと思うのですが、この点わかりませんか。
○渡部(伍)政府委員 輸入肥料につきましては、まず外貨予算の編成で幾ら輸入するかということがきまるわけであります。従いましてそれは農林省からその年々の需要量を通産省に出しまして、通産省の外貨の総ワクとのバランスにおいてきまるにでありますから、これは農林省がやる場合には、経済局に経済課というのがありますが、そこへ取りまとめまして、そこで通産省と一本で交渉する、こういうことにしております。
○片島委員 最終的な手続はそのようにきめられるのでありますが、肥料の価格を決定する要素となるものは、輸入肥料につきましては、その輸入量を調節することによって変動するでありましょうし、また国内産の肥料については、国内の生産量の操作によってこの需給計画が変ってくるようになりましょうから、最後になってどういう手続をするかということでなくして、輸入量をどうするか、あるいは国内の生産量をどうするか、そういうことを
こういうようなもので、いわゆる先に相場を組むというような性格の輸入肥料でございますから、相場に打ち勝つ、そして農家に迷惑をかけないようにしていく、そういう運営上の要素といいますか必要性というか、そういうことからどうしてもある程度の準備金というようなものを持ちたい、そういう観念から、本来なら購買事業の本質からちょっとそれるようでございますけれども、そういう苦しい境涯を経てきたものですから、再びああいうみじめな
これは実はカリ肥料の取扱い、すなわち輸入肥料でございますので、昭和二十七年ごろから八年、九年、三十年というように、年を追うに従いまして当時は外貨の制限等によりまして非常に輸入量が少なかったのでございますけれども、漸次外貨のワクも増大して参りました。また一方日本におけるカリの消費も非常な勢いで増大して参りました。
○細田委員 その中にあなたの方としては輸入肥料を一緒にしてかなり保管している。そしてその農林省の方から出た六千万円の金で一緒に操作しておられるというふうに聞いておりますが、これはどうですか。
○桧垣説明員 輸入肥料については、これは大体におきまして、国際的に取引をされるような肥料については、含有成分中に許容をされない程度の有害成分があることはほとんどまれであります。また輸入をいたしますについては、輸入のための発注の際に含有成分の保証を付して輸入をいたしますので、その保証は必ずわが国の肥料取締法に合致する程度の保証書を要求するのが取引の慣例になっておるのでございます。
そうすると輸入肥料の場合に、これに対する救済措置というようなものを講じておかなければ、これを禁止してもしようがないと思うのであります。そういうことをあなたの方では考えておられるのかどうか、この点はどうですか。
ですから今度の場合においても、農林大臣の意図なるものは、ほんとうにこの機会に肥料の単に硫安だけではなくて、ア系肥料の尿素あるいは過燐酸にしてもあるいは輸入肥料のカリ等にしても、価格安定あるいは肥料の値下げをやるというだけの熱意と具体的な根拠を今日持っておられるかどうか。その根拠の上に立ってメーカーに対するあのような勧告あるいは警告のようなものを発せられたかどうか。その根拠をお尋ねいたします。
明年度におきましても引き続き政府の輸入飼料の売買差損につきましては、食糧管理特別会計中に織り込むこととし、この法律に規定されております飼料需給計画に従って輸入飼料の買い入れ、保管、売り渡しをいたす次第でありますが、保管中の輸入肥料、特にふすま等におきましては、梅雨期などに際し、高温多湿等主として気象上の影響によりまして品質が低下し、ために国庫に損失を与える場合も予想されるわけであります。
なおその際、輸入肥料については輸入業者にも本法を適用することとした。
すなわち、政府の考えている硫安をつくらないことが硫安の合理化であるという考え方を是正し、肥料需給安定法の関連からして、この硫安のみにとらわれず、肥料全般の肥料政策としてこれを取上げ、カリあるいは燐鉱石の輸入肥料も加味いたしまして、輸出入会社としてこれは取上げるべきものであろうと思うのであります。しかるに、この検討を要する時間が十分にないことを私はまことに遺憾と思う次第でございます。
なおついでに加里等輸入肥料、肥料に限らず、輸入されるものには船賃であるとか、その他最近はやりのリベートというものがよく附きものでございますが、そういうものが若しあつたら、それはどこの段階にどういうリベートがあるか、これも一つ御説明願いたい。
第二に、国内において生産された肥料及び輸入肥料は、別に日本肥料公社法において定める日本肥料公社が、その全額を買上げるものといたします。第三に、公社は、その買入れた肥料を、公社の指定を受けた販売業者に売渡すものといたします。 以上公社が肥料を買上げ又は売渡す場合の価格は、公社がこれを定めて公告するものであります。その際、この価格の決定および変更について、国会の同意を要するものといたします。
○説明員(東畑四郎君) 実は昨年八月から自由経済になつたのでありますけれども、先ほどから申上げましたように昨年はやはり公団が解散当時において八十万トンのストツク、昨肥料年度において四十数万トンの放出を実はいたしておる、事実上相当の量になるのでありまして、そのストツクの中の非常に大きな部分がやはり輸入肥料であります。